この記事では、HC-VX992MSとHC-VX2MSの違いを徹底比較してわかりやすく解説します。
結論から言うとより高性能で近くから遠くまでキレイに撮れるのはHC-VX2MSです。
HC-VX2MSは前モデルのHC-VX992MSと比べ、光学ズームや暗所性能などがしっかりと進化しているからです。
\ 画質と最新技術にこだわるならHC-VX2MS!/

とはいえ、HC-VX992MSも持っている性能からするとコスパが良く、万人が使いやすいモデルと言えます。
\ コスパとバランスの良さならHC-VX992MS!/


HC-V900とHC-V495Mの違いをもっと詳しく知りたい方はこのまま記事を読み進めてくださいね。
パナソニックHC-VX992MSとHC-VX2MSの違いを8項目で徹底比較!
![]() ![]() HC-VX992MS | ![]() ![]() HC-VX2MS | |
---|---|---|
発売日 | 2021年12月16日 | 2022年9月22日 |
撮像素子 | MOSセンサー | 1/2.3型1/2.5型 MOSセンサー |
画素数 | 4K動画で 約829万画素 | 4K動画で 約829万画素 |
F値 | F1.8~F3.6 | F1.8~F4.0 |
光学ズーム | 20倍 | 24倍 |
iAズーム | 最大40倍 (FHD時) | (FHD時) | 最大48倍
焦点距離 | 30.8mm (4K時) | (4K時) | 25.0mm
手ブレ補正 | 光学式ハイブリッド手ブレ補正 傾き補正 | 傾き補正 アダプティブO.I.S ボールO.I.S機構 | 光学式ハイブリッド手ブレ補正
内蔵メモリ | 64GB | 64GB |
サイズ (幅×高さ×奥行㎜) | 65×73×141 | 68×77×142 |
重量 (同梱バッテリーパック装着時) | 約398g | 約473g |
パナソニックHC-VX992MSとHC-VX2MSのスペックの違いは以上の通りです。
これだけ見てもわかりにくいので、それぞれ優れている点を下記にまとめました。
HC-VX992MSが 優れているところ | HC-VX2MSが 優れているところ |
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本体サイズと重量 | 画質 ズーム性能と広角の広さ 手振れ補正性能 暗所撮影性能 |
内臓メモリーと対応メディア マイク性能と拡張性 上記2つは同評価 |
① 画質を比較|
より自然な描写が残せるのはHC-VX2MS!
![]() ![]() HC-VX992MS | ![]() ![]() HC-VX2MS | |
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撮像素子の サイズ | 1/2.3型 MOSセンサー | 1/2.5型 MOSセンサー |
有効画素数 (動画時) | 約829万画素(4K撮影時) | 約829万画素(4K撮影時) |
映像処理 エンジン | 標準的な 画像処理 エンジン | 最新の 画像処理 エンジン搭載 |
4K撮影対応 | ○ | ○ |
色の再現性・ 最適化 | 標準的 | より 自然な描写に 最適化 |
どちらも美しい4K映像を撮影できますがより自然な質感で映像を残せるのはHC-VX2Mです。
ビデオカメラの画質を左右するのは「撮像素子」と「画像処理エンジン」です。
HC-VX992MSは1/2.3型、HC-VX2MSは1/2.5型と、わずかにVX992MSの方がセンサーサイズが大きいものの、VX2MSは最新の処理エンジンを搭載しており、より自然な色味や階調表現が得意です。
解像度は両モデルともに4K対応(約829万画素)で、細部までくっきり。



ナチュラルさを重視するならHC-VX2MSがおすすめ!


② ズーム性能と広角の広さを比較|
より被写体を大きく、広く撮影したいならHC-VX2MS!
![]() ![]() HC-VX992MS | ![]() ![]() HC-VX2MS | |
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光学ズーム 倍率 | 20倍 | 24倍 |
iAズーム 倍率 (FHD時) | 最大40倍 | 最大48倍 |
広角端の 焦点距離 (4K) | 30.8mm | 25.0mm |
ズーム性能ならHC-VX2MSが一歩リードしています。
HC-VX2MSは光学ズーム24倍で、HC-VX992MSの20倍よりも被写体にぐっと寄れる仕様。
デジタル補正を活用したiAズームも48倍(FHD時)と、VX992MSの40倍より高倍率です。
さらにHC-VX2MSは焦点距離が25.0mmと広角のため、狭い室内や集合写真でもフレームに収まりやすいのが使いやすく感じるはずです。



運動会や発表会のように
・遠くの被写体をしっかり映したい
・狭い場所でも画角に収めたい
という方には、HC-VX2MSがおすすめ!


③ 手振れ補正性能を比較|
HC-VX2MSがやや有利?
![]() ![]() HC-VX992MS | ![]() ![]() HC-VX2MS | |
---|---|---|
手ブレ補正 方式 | 光学式+ 電子式ハイブリッド補正 | 光学式+ 電子式ハイブリッド補正 |
傾き補正 | 対応 | 対応 |
手振れ ロック機能 | あり | あり (※アルゴリズムの進化に期待) |
モデルの 新しさ | 旧モデル (2021年12月) | 新モデル (2022年9月) |
手振れ補正機能を比較した結果はHC-VX2MSがやや有利かな?というところ。
両モデルともに、高性能な光学+電子式のハイブリッド手ブレ補正を搭載し、カメラの傾きを自動で補正してくれる「傾き補正」も備えています。
どちらを選んでも、日常の撮影には十分な補正効果が得られますよ。
ただHC-VX2MSはより新しいモデルであり、手ブレ補正アルゴリズムの最適化が進んでいる可能性が高いでしょう。



「どんな瞬間も、しっかりキレイに残したい」なら
HC-VX2MSを選びましょう!


④ 暗所撮影性能を比較|
暗い場所でも明るく撮れるのはHC-VX2MS!
最低 被写体照度 | ![]() ![]() HC-VX992MS | ![]() ![]() HC-VX2MS |
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ローライト (シーンモード ローライト 1/30時) | 2ルクス | 1.5ルクス |
ナイトモード | 1ルクス | 0.5ルクス |
夕方の公園や室内の誕生日パーティーなど、光が少ないシーンでも明るく撮れるのはHC-VX2MSです。
理由は「最低被写体照度」がHC-VX992MSは2ルクスに対し、HC-VX2MSは1.5ルクスとより暗い場所に強いため。
最低被写体照度とは数値が小さいほど、暗所でも明るく撮影できるという意味です。
たとえば、ケーキのロウソクを吹き消すシーンや、夕暮れどきの公園で遊ぶ子供の姿もHC-VX2MSなら明るく、色も自然に記録できます。



「ちょっと暗いけど、撮れるかな?」というシーンならHC-VX2MSにおまかせ!


⑤ 内臓メモリーと対応メディア|
HC-VX992MSもHC-VX992MSも同性能
![]() ![]() HC-VX992MS | ![]() ![]() HC-VX2MS | |
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内蔵メモリー 容量 | 64GB | 64GB |
対応 SDカード | SDHC / SDXC | SDHC / SDXC |
HC-VX992MSもHC-VX2MSも64GBの内蔵メモリーを備えており、電源を入れてすぐに撮影ができます。
撮影時に「SDカードを忘れた…」という場面でも、最低限の記録はカバーできるのが嬉しいですね。
ただし4K映像は高画質ゆえにデータ量も大きく、内蔵メモリーだけでは長時間の撮影には不向きです。
運動会や旅行などで長回しをする場合には、SDHCまたはSDXC対応のSDカードを事前に準備してきましょう。



4K対応のSDカードは間違えやすいので気を付けましょう!!
⑥ マイク性能と拡張性の違い|
HC-VX992MSもHC-VX992MSも同性能
![]() ![]() HC-VX992MS | ![]() ![]() HC-VX2MS | |
---|---|---|
内蔵マイク | ステレオ マイク | ステレオ マイク |
外部マイク 端子 | あり (ステレオミニ) | あり (ステレオミニ) |
HC-VX992MSもHC-VX2MSも本体に高性能なステレオマイクを内蔵しています。
外部マイク用のステレオミニジャック端子も搭載しており、別売りのガンマイクやワイヤレスマイクの使用もできますよ。
より遠くの声を明瞭に録りたいシーンや、風切り音を抑えたい屋外撮影でも安心ですね!





外部マイクはプチプチ雑音が入らないよう、上記の純正品を使うのをおすすめします。
⑦ 本体サイズと重量を比較|
軽さ&コンパクトさ重視ならHC-VX992MS!
![]() ![]() HC-VX992MS | ![]() ![]() HC-VX2MS | |
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外形寸法 (幅×高さ×奥行㎜) | 65×73×141 | 68×77×142 |
重さ (幅×高さ×奥行㎜) | 約398g | 約473g |
サイズと重量を比較すると、HC-VX992MSの方が一回りコンパクトで、重さも約75g軽くなっています。
数字だけ見ると差は小さく感じるかもしれませんが、長時間の手持ち撮影や、旅行中に持ち歩く場面では、確実に体感できる軽さです。
たとえば、運動会で子供の活躍をずっとカメラに収めていたり、旅行で一日中撮影を楽しみたいというシーンでは、
- 持ってて疲れにくい!
- 取り出しやすい!
という使いやすさが実感できるでしょう。



気軽に持ち出せるサイズ感と疲れにくさを求めるなら、HC-VX992MSがぴったり!
\ コスパとバランスの良さならHC-VX992MS!/


HC-VX992MSはコンパクトさコスパを優先したい人におすすめ!
HC-VX992MSがおすすめな人
- ズーム時でも明るく撮影したい人
- 軽くてコンパクトなビデオカメラを探している人
- 屋内や夕方など少し暗い環境での撮影が多い人
- 性能と価格のバランスを重視したい人
HC-VX992MSはズーム時でも明るく映せるF値の低さが魅力なので、望遠での屋内撮影や光の少ないシーンで映像を残したい方にぴったりです。
VX2MSよりも軽くてコンパクトなので、持ち出しやすく長時間の撮影でも疲れにくいのもうれしいですね。
も4K画質で日常の思い出を高画質に残すには十分な性能があり、外部マイク端子も搭載しているので、音にこだわる方でも安心!



HC-VX992MSは性能と価格のバランスがよいので、最新モデルにこだわらない方におすすめですよ!
\ コスパとバランスの良さならHC-VX992MS!/


HC-VX2MSは映像の自然さとズーム・広角の広さが魅力!
HC-VX2MSがおすすめな人
- 遠くの子供を大きくキレイに撮りたい人
- 狭い室内や集合写真で広く撮りたい人
- 多少の価格差よりも性能を重視する人
- できるだけ新しいモデルを選びたい人
HC-VX2MSは光学24倍ズームとiAズームが最大48倍という高倍率が魅力で、運動会や発表会など遠くの子供を大きく、鮮明に撮りたい人におすすめです。
HC-VX992MSよりも広角(25.0mm)で撮影できるので、狭い室内や集合写真でもしっかりフレームに収められます。
最新の画像処理エンジンを搭載しているので、色の再現性も自然で、見たままに近い映像を残せるのも嬉しいですね。



どんな場面でも綺麗に思ったように画角に収めたいあなたにはHC-VX2MSがおすすめです!
\ 画質と最新技術にこだわるならHC-VX2MS!/


HC-VX992MSとHC-VX2MSはレンタルもおすすめ!
「ビデオカメラは使う機会が限られているから、買うのはちょっと…」
という方にはレンタルがおすすめです!
買うと高いHC-VX992MSもHC-VX2MSもレンタルなら数日〜1週間単位で数千円で借りることができます。
運動会や発表会など、イベントのタイミングに合わせて必要な分だけ使えるのでコスパよく最新モデルを体験できちゃうんですよ。
▼ 4Kビデオカメラレンタルのおすすめは以下の記事で紹介しています。



「購入前にどちらが自分に合うか試してみたい」という方にもレンタルはぴったりですね!
HC-VX992MSとHC-VX2MSの違いまとめ|
自分にあったビデオカメラを選ぼう
以上、パナソニックのビデオカメラ、HC-VX992MSとHC-VX2MSの違いについて比較してきました。
まとめると、より高い性能でズームや暗所に強いのがHC-VX2MS、軽さと価格のバランスが良いのがHC-VX992MSといえます。
- HC-VX2MSはズーム倍率や広角、暗所性能が向上
- HC-VX992MSは本体が軽く、持ち運びやすさと価格のバランスが良い
- 両モデルとも4K高画質撮影や手ブレ補正、外部マイクに対応



どちらを選ぶかはあなたがビデオカメラに何を一番求めるかで決めてくださいね!
\ 画質と最新技術にこだわるならHC-VX2MS!/


\ コスパとバランスの良さならHC-VX992MS!/


私はコスパの良さからHC-VX992MSを選びましたが後悔はしていません。
ただ、購入後そこまで頻繁に使う機会がなかったですし、操作も簡単なのでレンタルでも良かったかな?とは思っています。
ぜひ4Kビデオカメラレンタルの記事も参考にしてくださいね!